2018年 7月 22日 (日)

「高齢者の才能」発言にみる 麻生首相「表現の才能」

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   <テレビウォッチ>またまたそんなことを、と呆れてしまいたくなる『麻生発言』であった。遊説に駆け回るわけでなく、『身内』の団体行脚をこなす首相が、かつて、自身が会頭をつとめたことのある青年会議所の会合で「高齢者の方は皆さんと違って働くことしか才能がないと思ってください」と述べたのだ。

心を逆なでに

   民主党・鳩山代表は当然のように「人生はまさにいろいろある。高齢者の方々が働くしか才能がないという言い方はどう考えてもおかしい」と批判する。首相は「私の意図が正しく伝わっていない。元気である活力のある高齢者に社会参加してもらって、働く機会を与える、そういう場をつくる、それが活力ある明るい高齢者社会なんだと申し上げている」と釈明した。

   赤江珠緒からコメントを求められた鳥越俊太郎は「僕も人の発言をあれこれ言えないんだけど」と前置きして、「麻生さんの場合、育ちが出てしまう。上から目線で人を見下すようなことを言う。ふつう『何々しか才能がない』という場合は、ほかのことは何もできないと否定的に使う。人の心を逆なでしているような気がする」とした。

   松尾貴史はもっときつい。「経営者だったと強調しているけど、人の心を分かる経営者だったのか。『何々しか才能がない』というのは、自分のことを言うときに使う。こういうものの言い方でその人物が分かってしまう。働きたくても働けない若い人がいるのに……」。

   「意図が正しく伝わっていない」というより「意図を正しく伝える才能がない」といわれてもしかたないようだ。

文   アレマ | 似顔絵 池田マコト
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