「自局ヨイショ」がひどい 某局投書番組にみる体質

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「あなたと日テレ」(日本テレビ) 2009年7月19日 5時30分~

   民放は夫々こうした視聴者による投書番組を放送しているが、例えばフジテレビの「週刊フジテレビ批評」は、投書の選び方も公平で、ゲストも局に辛口の人も呼んだりして批評番組として見所があるが、どうしようもないのが、この日テレ・ヨイショ番組である。
   今回は投書がプロ野球の巨人戦についてで、視聴者からの「数少ない地上波で放送された○○日の巨人戦は、解説者が2人とも巨人OBで、その上、ゲストも巨人ファンの北島康介だった。これでは偏りすぎではないか」という内容だったのだ。ところが、日テレの番組審議委員をやっているらしい日本将棋連盟会長の米長邦雄が出てきて言ったことには、「日テレだからいいじゃないか」だと。
   地上波テレビは数少ない電波を割り当てられて預かり、公共性のある番組を放送しなければならない使命がある。如何にも私企業には違いないが、巨人戦の余りに偏った放送内容のために、地上波の視聴率が低落してきたことに作り手は未だに気がつかないでいる。巨人戦を見て、視聴率に貢献するのは、相手方、アンチ巨人のファンたちが半分与っていることを認識できないバカな集団なのである。
   司会の鷹西アナと寺島アナはこの局にしては端正な好感の持てる人たちだが、歯の浮くような自局びいきのヨイショ番組に同調するのは恥ずかしくないのだろうか。近頃の日テレ、ドラマも低調、バラエティも息切れ、全体に不調の原因はこうした体質にあるのだ。

(黄蘭)

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