2024年 4月 20日 (土)

中野美奈子が耐えられない「軽さ」  「マニフェスト」投票の指標になるの?

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   <テレビウォッチ>長谷川アナが、7月31日に麻生首相が発表した自民党のマニフェストを俎上にのせた。まず目玉政策、今後3年間で200万人の雇用確保、10年で各世帯の手取りを100万円増やす、来年度後半には経済成長率2%、3年後から3~5才児に対する幼児教育を無償化する、などを簡単に説明したあと、評価を下す。

   「正直いって意外な中身と言わざるを得ない内容」として「所要額と行程表がまったく示されていない」とバッサリ。さらに「大胆かつ集中的な経済対策を講じ、とあるが、どう大胆なのか、どこに集中的にするのか、書いていない」と述べる。

   進行役の笠井信輔アナが「民主党のマニフェスト(中学3年まで2万6000円の子育て支援、高速道路の無料化など)に関しても、1、2年は行くかもしれないが、あとは続かないのではないかという話もある。閣僚もこぞって批判した。一方、後で出した自民党の方もこうしたことを盛り込んでいない」と、高瀬淳一(名古屋外国語大学教授、政治学者)に振る。

   高瀬は「マニフェストってそんな大した文章じゃない。有権者の心を引きつけよう、勧誘しようという文章だ。都合のいいことがたくさん書いてあって、都合の悪いことは書いていない。書いていないと攻めたところで、都合が悪いんだな、と思うしかない」と、現実的なコメント。

   口を尖らせた感じの中野美奈子が「我々はそれを指標にして投票に行くわけだから、何をもって行けばいいのか」と、咎めるように語る。

   バランス感覚にたけた笠井が「もしかすると自民党も一旦、リアクションを得て最終版ではない、ということで、選挙のときに改めてドーンと出してくるのかな、という印象もある」と、割って入った。

   『筋論』の中野には、これからも頑張ってもらいたい。 

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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