スポーツメディアの提灯体質 なぜゴルフのアレを指摘しないか

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「アクサ レディス ゴルフ 最終日」(TBS) 2009年8月9日 15時30分~

   試合そのものは、アメリカで不調だった上田桃子が、有村智恵と李知姫とのプレーオフを制して優勝したので、まあ、順当な結果だったが、ゴルフ番組については大いに注文がある。
   大体、日本のゴルフ場はコースが易しすぎる。特にグリーンが単調で、10アンダーなどはざらに出るバカみたいに幼稚な所が多い。これは、素人の接待ゴルフでも、そこそこの記録が出るように設計してあるからだと聞いたことがあるが、リーダーのスコアが20アンダーなどと聞くとふざけるなと言いたくなる。外国のコースはもっと厳しくて、グリーンに2 オン(パー4 で)しても、テレビでは見えない微妙な傾斜のために中々バーディーが取れない場合が多い。そこをプロの腕でねじ込んでこその醍醐味なのだ。
   今回の、あわやイーグルかという上田のプレーオフ2 ホール目のバーディーも、まことにすんなりピンに向かってボールが転がってきた。スーパーショットだったことは認めるが、易しいコースであることも間違いない。加えて中継しているアナウンサーや解説者が、日本のホールの容易さを批判したのはついぞ聞いたことがない。
   彼らはゴルフコースの1種の小判鮫であるから、悪口を喋れないのだろうが、スポーツメディアの役割を果たしているとはいえないのだ。バレーにしろゴルフにしろ、テレビメディアは選手やその周辺をヨイショする提灯体質ばかりで誠につまらないのである。

(黄蘭)

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