「規格外」野菜が安い! 「見かけで判断」もったいない
<テレビウォッチ>このところの異常気象で野菜の生育が悪く、軒並み値上がりしている。海附雅美が、4人前のカレーを作る材料費を並べてみせた。ジャガイモ、ニンジン、タマネギで昨年118円だったものが236円。「だいたい倍になってる」と八百屋さんはいう。
テリー伊藤が、「北国のものが高くなってるね」、異常気象は確かに北に多かった。「野菜だけじゃなくて、果物も」
そこで救世主。従来は売り物にならなかった規格外品、B級というやつだ。
キュウリの曲がったの、形の悪いニンジンとか、これを安く売るところが出てきた。これを目玉にした「集客セール」は、どこも大成功だという。
規格外といったって、アジは変わらない。それはお客が1番良く知っている。そのいくつかを、スタジオに持ち込んだ。
ニンジン。少し不格好なのが6本で60円。キュウリもひん曲がったのは6本で100円。対して普通ものは、キュウリ4本で130円など。
加藤浩次がナスを手に取って、「5個100円になってますが、ここんとこが茶色になっているだけ」。それが規格外なのだそうだ。
高橋ジョージが、「ボクなんか自分が規格外だから」(笑い)「アジは変わらないですよ。だけど、規格外だけ作ってくれっていうのも無理」
香山リカまでが、「規格外ばかり買おうとすると品薄になったり……」
テリーが「安いからって買いすぎて、腐らせたらいけない。冷静に」なんて。
そうじゃないよ。昔は規格ってモノがなかったから、それらも普通に食べていた。元はといえば、きれいなものをほしがった消費者に責任がある。
番組は、他のものの高騰も伝えた。サンマ、アジ、サバなどの漁獲が少なくこれも高くなっている。「海もおかしくなってる」と魚屋さん。
しかし抱き合わせで、家具の安売りの話までならべたもんだから、もう支離滅裂。