アーティスト受難の数々 笑うべきではない?でも…

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   <テレビウォッチ>コンサートのステージといえば、アーティストたちがスポットライトを浴びる場所。しかし、最近はステージにまつわるアーティスト受難の模様が動画サイトのYouTube(ユーチューブ)などに続々と投稿されて、視聴者の関心を集めている。

   記憶に新しいのはスティーブン・タイラーの事故だ。米国の伝説的ロックバンド、エアロスミスのフロントマンは8月5日、サウスダコタでの公演中にステージから転落して、肩を骨折したほか、頭部を縫う怪我を負ったという。コンサートは中止、残りのツアーもキャンセルとなった。

   AP通信が公開した動画によると、事故の直前、タイラーは演奏の合間に舞台中央のせり出し(花道)に進み出て、軽快なステップで踊っていた。だが、身体をひらりと回転した際にバランスを崩し、よろけるようにステージから落下した。いまにして思えば、あの道は歩くべきで、踊るべきではなかったのかもしれない。

   やはり往年の人気ロックバンド、ポイズンのボーカリストであるブレット・マイケルズは6月のトニー賞授賞式で、「見えざる敵」に不意打ちをくらった。この授賞式でポイズンはライブパフォーマンスを披露していた。演奏の終了後、マイケルズはステージ最前方まで出て観衆に挨拶。戻ろうとして歩き出したところを、上から降りてきた舞台セットに顔面を直撃されて、鼻を骨折、唇を3針縫う怪我を負った。

   怪我をするのはベテランばかりではない。リル・ウェインとのコラボなどで売出し中の新進アーティスト、カナダ出身のDrake(ドレイク)も、舞台を左へ右へと駆け回っているさなかに、滑って転倒。その場にうずくまり、関係者に抱えられて退場した。

   なお、これらの動画は一見するとちょっと滑稽で、タイラーの転落事故の映像では会場内で観衆の笑い声らしき音も聞こえる。動画のコメント欄でも「笑えた」「マヌケだ」といった感想が多い。その一方で、「『笑う』べきではない」「不謹慎だ」といった反論もなされるなど、視聴者の見方は分かれている。

OP・コンチーネ

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