北川景子の男っぽい現代女性 ムッとする?ホッとする?

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「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー」(フジテレビ) 2009年8月17日 21時~

   木村拓哉の大当たり以来、当らねばならない宿命を負わされた可哀想(?)な「ゲック」=月9こと、月曜日午後9時放送のフジテレビのドラマが迷走している。先期はコメディ路線に変更して「婚カツ」を中居正広主演でチャレンジしたが、見るも無残な大惨敗。やっぱり駄目かと考え直し、今期は以前のオーソドックスなラブストーリーに戻したのだが、さて、出来栄えは?
   企業のバスケットボールチームのスター選手・上矢直輝(山下智久)は、社員でチアリーダー・七海菜月(相武紗季)と恋仲だったが、彼女の裏切りに悩んでいる。一方、試合を見に来ていた音楽学生の白河莉子(北川景子)と偶然知り合い、ビルの谷間の空地がお互い練習場所だったことから親しくなり、互いに惹かれ合い始める。
   今時の若者には、電車の中で化粧はするわ物は食うわ、下着と見紛う透け透けの服で傍若無人に振る舞う輩が多いが、ここに出てくる男女は割にまともなのでホッとする。しかも、会ってすぐベッドに直行という、まるで風俗のような展開はなくて、どちらかと言えば、古典的でシャイな恋愛模様の描き方である。好感が持てる。
   ヴァイオリン奏者を目指す莉子役の北川が、正統派美人のルックスにもかかわらず、爽やかで男っぽい現代女性を好演し、無表情でセリフもボソボソと聞き取りにくい山下智久の物足りなさを補って余りある。莉子のルームメイト役・貫地谷しほりもなかなかいい。

(黄蘭)

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