2018年 7月 19日 (木)

戦争テーマに中居正広 その起用は成功したか

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   <テレビウォッチ>NHKの「忘れないで、わたしたちの戦争 中居正広が聞く戦場の声」。元兵士の証言やドキュメント映像を使い、スタジオには若い人たち100人ぐらいを集めていた。司会はSMAP中居正広。難しいテーマだが、彼は無難にこなすことができる。

   ゲストは、俳人の金子兜太、女優の奈良岡朋子、作家の五木寛之で、それぞれの戦争体験を語った。五木寛之は、日本人は戦争の被害者としてだけ語るのではなく、加害者としての顔も話さないと不公平だ、というようなことを言っていた。その通りだと思う。

   五木寛之や奈良岡朋子は、終戦時10歳前後。こうした世代が、戦争について言葉を発するようになったのはいい事だ。実際に戦場に行った訳じゃないから、という部分がこれまであったのかもしれないが、戦後も64年を迎え、この世代が語り継がないと風化してしまうという危機感があるのだろう。

   会場に若い人をたくさん呼んでいた割には、放送では最後の方に3人ぐらい申し訳程度に感想を聞いていただけだった。せっかく中居正広を起用し、若い世代にも関心を持ってもらおうとしたのなら、老人たちがしゃべったことに対し、若い人たちが、どう感じたか、ピンと来ないというような意見を含め、もっと伝えて欲しかった。そうでないと彼を起用した意味が薄れてしまう。

   番組のつくりとしては、過去の映像をちょびちょび流していたが、トーク中心なのかどうかがぼけていたことに不満が残った。とはいえ、戦争を風化させないよう工夫しながら取り組むことは大切なことで、この点では評価できる。

      戦争は愚 平和はグー と言いたいね

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