2024年 4月 20日 (土)

深夜に「小沢幹事長」報道のウラ 「マスコミに漏れた」から?

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   <テレビウォッチ>「『全力で支えます』と小沢代表代行が申されて、幹事長が決定しました」

   民主党の鳩山代表が9月3日深夜、急きょ行われた記者会見で小沢代表代行の幹事長起用をこう語った。番組は、深夜の人事演出めぐるウラで一体何があったのか?? を取り上げた。

   鳩山代表は、党ナンバー2の座である幹事長起用を決めた理由について次のように語った。

   「小沢さんのおかげで300を超える議席を得ることができた。来年の参院選挙でも、何としても勝利を収めなければならない。いずれかの時点で幹事長の要請をするつもりでおりました。

   政策の決定はすべて政府の中でやる。幹事長は党務に専念していただくことを確認しました。したがって権力の二重構造になりません」

   剛腕・小沢、権力の二重構造のイメージ払拭にずいぶん気を使っている感じだが、深夜の記者会見もこれに関係があるのだろうか??

   語るのはテレ朝コメンテーターの三反園訓。

   「人事の発表は少なくとも1週間は置こうという手はずになっていた。しかし、それが漏れてしまい予定が狂った。新聞に出たあと発表すると、『新聞辞令』を追認した形になりまずい。鳩山代表の要請で渋々小沢さんが受けた形にしないと、また小沢さんがウラで……となるのを恐れた」

   ここまで演出に気を使っているとは少し驚くが、小沢代表代行の新生党時代に、党総務局企画室長として支えた政治アナリストの伊藤惇夫が次のように語る。

   「内閣や党の人事にどれだけ小沢色がでてくるか、あまりそれが強く出るようであれば党内他グループの反発が一気の高まる」

   やはり剛腕・壊し屋小沢のイメージは根が深い……。

   アナウンサーの小木逸平が「二重権力構造とやたらと(マスコミは)指摘するが、コツコツと積み上げてきて、ようやく政権交代できた。今さら壊すかなと思いますがね~」と。

   やっと手に入れた政権、それだけに慎重のうえにも慎重というわけか……

文   モンブラン
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