父の秘密とお葬式 大人の笑いで大満足(ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式)

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(C)2006 Sidney Kimmel Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
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   <ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式>ハウエルズ家はダディの死で悲しみにくれていた。喪主を務める長男ダニエルは緊張気味だった。彼には多くの問題が目の前に立ちふさがっていた。

   ダディが死に葬儀代を出さないといけない。また、妻のジェーンと新居のアパートの敷金を出す問題があり、しかも母親とジェーンに確執の存在がある。ダニエルは独りになる母を心配していた。弟のロバートは売れっ子作家だが、遊び人の身分で葬儀代を少しも出そうとしない。そして葬式の準備を始めようと葬儀屋が遺体を運んでくると、父とは別人だったり、神父は来ても用事があるから、早く儀式を終わらせたいとせっかちになったりしている。ダニエルの気苦労の絶えない1日がはじまろうとしていた。

   参列者の中に子供ほどの大きさの男がいた。彼はピーターといい、ダディと一緒に写った、恥ずかしすぎる写真を手に法外な口止め料を強請ってきた。動揺するダニエルとロバート、2人はピーターに従い小切手を渡すことにした。だがピーターのある一言がダニエルに突き刺さり、契約を破棄してしまう。怒りだすピーターをロバートが抑えて縛り付ける。しかし放っておくうちに、ピーターはなぜか死んでいた。あまりに急な展開に2人は動揺してしまうが、すぐにロバートがあることを思いつく。それは身体の小さなピーターを父の棺に入れてしまい、一緒に葬り去るという作戦だった。

   非常にイギリス風のショッキングな笑いがスクリーンを舞う。フランク・オズ監督は子ども向けの『セサミストリート』に出演していたとして有名だが、あのなかには大人にしかわからないギャグがある。そんな監督が葬式をネタに大人向けのコメディを作った。さすが巨匠フランク・オズ、玄人好みに偏らず思いっきり笑わせてくれて、感謝したいほどに面白かった。

   親戚や友人といった身内にしかわからない感情を上手く、笑いに盛り込む脚本は最高。笑いは初めから終わりまで続き、こんな笑いがいつまでも続けばいいなと思う暖かな作品だった。<テレビウォッチ>

ユウ・ミサト

   オススメ度:☆☆☆☆


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通称ジャナ専。東京都豊島区高田にあるマスコミの専門学校。1974年の開校以来、マスコミ各界へ多くの人材を供給し続けている。

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