「酒井法子の社長」への甘い取材 なぜココを突っ込まないか

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「NNN News リアルタイム」(日本テレビ) 2009年8月28日 17時~

   この日の「スーパーニュース」にもハシゴして出ていた弁護士の若狭勝を見てびっくり仰天。この方、筆者には因縁がある。東京地検特捜部の検事だった人だ。ははあ、検事としての出世に見切りをつけて弁護士に転身したんだな。ここでは、酒井法子事件に関して検事側の様々を予測してのコメントを述べていた。
   10年以上前、筆者は某タレントから名誉毀損で訴えられ、かの有名な東京地検特捜部に呼び出されたのだ。その時の取り調べ検事が若狭勝だった。結論は筆者の勝訴、まことに面白い経験だったのである。物書きにとっては買ってでもしたい体験である。
   若狭検事はヒゲを蓄えていて年齢不詳、やたらに強面だった。筆者の弁護士によれば、「若い検事はねえ、被疑者に馬鹿にされないために髭を生やすんだ」。この度のゲスト出演の若狭弁護士は、コメントマンで売り出したいのか、にこやかだったが、笑いがぎごちなかった。橋下徹の2番煎じを狙っているならルックスで無理だろう。
   サンミュージック社長らの酒井法子解雇会見については違和感があった。だが、笛吹雅子他のキャスターたちは無関心である。「茶番」だと書かれた事に関して、相澤社長が出版社に抗議したそうだが、自宅に住まわせていたほどのタレントの薬中毒に何年も気がつかなかったとは信じられない。記者会見でそこをもっと執拗に突っ込まない記者たちも情けない。これでは垂れ流し報道である。

(黄蘭)

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