2024年 4月 26日 (金)

参院選後はお払い箱か 社民・国民新の存在意義

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   <テレビウォッチ>「だいじょうぶと口頭で言ったって見えない。もうちょっときちっと踏み込んでもらわないと……」(社民党の福島党首)

   民主党、社民党、国民新党の3党首が昨日(9月9日)夕、連立政権樹立の合意文書に署名し、ようやく連立政権がスタートした。

   最後まで難航したのは、やはり福島党首が執拗に求めた「日米地位協定改定の提起と在日米軍基地の見直し」の明文化。合意文書に明記することで折り合った。

   ただ、安全保障政策については、米国との関係もあり今後の火ダネとなる可能性もある。

   昨日、永田町でささやかれた「来夏までの『暫定連立』」となるのかどうか、番組が取り上げた。

   連立協議で福島党首が1週間かけて頑張ったことについて政治評論家の有馬晴海は……

   「社民党は全国で300万票をもらった。支持者を納得させるためには、多少は演出的なことも必要だったということです」

   しかし、かつて民主党にいて内情に詳しい政治アナリストの伊藤惇夫は「10か月限定の連立政権だ」と、次のような見通しを。

   「この連立政権の状況をつくり上げたのは小沢さんの功績が大きい。しかし、その小沢さんは来年の参院選挙に全力で走り始めている。小沢さんが頑張れば、頑張るほど、連立の存在価値は低下していき、小沢さんは困った存在になる。10か月限定の連立政権と思う」

   もっとも、火ダネは社民党ばかりではない。「国民新党も」

   と番組が取り上げたのは、亀井静香代表と民主党の岡田幹事長との間であったケンカ??

   古い話だが、共に自民党に所属していた1993年6月。政治改革法案で国会が揉めた際に、亀井代表が「オイ岡田! 何でオレのことをぶん殴ったんだ。オマエにぶん殴られる筋合いはない。バカヤロ」と。

   これに岡田幹事長は「殴りませんよ」と反論。この時、決着はついたのかどうか?? まさか、いまだにしこりが残っているとは考えられないが……

   さてスタジオでは、ジャーナリストの鳥越が「10か月限定連立説」に反論して次のように……

   「国民の価値観が多様化しているので、1党で政権を担うことはもうない、常に連立の政権が続くと思う。とすると妥協し合わなくてはいけないので時間がかかる」

   テレ朝コメンテーターの三反園も「日本では連立政権で決裂はない。初めに『連立ありき』ですから最後は玉虫色の決着なんです。ただ、来夏の参院選に民主党が勝てば、社民党との連立の必要性はなくなる。当面、福島さんが入閣し何をやるかが問われる」と。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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