官僚にしてみればクーデター? 新大臣の「公約」続々

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   <テレビウォッチ>9月16日から17日の深夜、首相官邸で行われた各閣僚の就任記者会見。新大臣たちは、当たり前のことなのだが自分の言葉で堂々と抱負を述べた。

   従来のように事前に役人から説明を受け、役人の作ったペーパーを棒読みしていた大臣就任会見とは様変わり。時代の変化を象徴する出来事だった。

   千葉景子法相によると「ペーパー? もらっていない。(役人が)持ってこないところを見ると、わきまえていたんじゃない」。

   この役人作成のペーパーや事前説明なしの準備として、あらかじめポストの「内示」を行い、各大臣にその道の専門知識を持ったエースを起用した。

   それが奏功し、自らの言葉で堂々と抱負を語っていたのは好印象。では、その中身は「民主党にマニフェストがいよいよ始動したという形になっています」(小木逸平アナ)と。

   で、各大臣が掲げた『公約』は、藤井裕久財務相「暫定税率廃止」、前原誠司国交相「八ッ場ダム建設中止」、長妻昭厚労相「後期高齢者医療制度廃止」、北沢俊美防衛相「インド洋給油の延長なし」……

   極めつけは岡田克也外相。会見で「(密約問題は)極めて大きな問題。大臣命令を発して、期間を区切って徹底調査を命じる」と。

   このあと未明に外務省に行き、さっそく藪中三十二外務事務次官に「核の持ち込みや沖縄返還を巡る日米間の密約」について今年11月末までに調査するよう命じた。

   有言実行を率先垂範したような歯切れのよさだが、漫画家のやくみつるはこうした変化に……

   「鳩山さんのいうように、国民主権が具現することになれば、2大政党が入れ替わったというレベルの問題でなく、一種の国民のクーデターみたいなもの……」

 
文   モンブラン
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