2018年 7月 18日 (水)

NHK朝ドラ「苦戦」スタート 「大看板」しまう時とは

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   <テレビウォッチ>NHKの新朝ドラ「ウェルかめ」。初回は16%とワースト2位だそうだ。前の「つばさ」も苦戦を引きずった形だ。

   徳島が舞台。お遍路さんにサービスする店の娘が主人公だ。初回は子役の小酒井円葉が主人公の子供時代を演じていた。これがいい芝居をするんだ。笑わせてくれもするし、なかなか良かった。羽田美智子や芦屋小雁、未知やすえなど小じっかりした役者も出ている。石黒賢もコミカルに演じてがんばっている。

   決して悪いドラマではなさそうだ。ただいかんせん、生活サイクル・リズムの変化で、朝ドラを見てから家を出て、というかつてのパターンは崩れさっている。こういうドラマより面白い事件や情報があふれ、世の中のニュースの方が面白くなってしまっている。

   もうこの枠のドラマは「化石」というか寿命が尽きつつあるというか、もう役目を終えている気がする。過去の栄光にいつまでもすがっているのはどんなものだろうか。かつては、出始めの女優を抜擢して大きく育てる、という側面もあった。今では売れてる女優を使う場合もあり、その辺の位置付けもあいまいになってしまった。

   「紅白歌合戦」もそうだが、こういう看板番組は確かに扱いが難しい。しかしものごとには「やめどき」というものがある。真剣に検討すべき時期だろう。自民党と一緒で、自らの賞味期限切れに気付いたときには、もう取り返しのつかないことになりかねない。

   初回の子役のがんばりなどを見ると、このドラマにも頑張ってほしいとは思う。しかし、中長期的に考えたとき、朝ドラ「朝の連続テレビ小説」の「やめどき」を考えるべきだと思う。

      世の中の 波長と合わぬ 大看板

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