大阪の主婦VS説教強盗 主婦のとっさの判断とは

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<テレビウォッチ> 深夜ナイフをもって侵入してきた強盗に冷静沈着に対処した大阪の主婦の話題だ。事件を再現したVTRを見て「強盗事件でも、大阪は面白い」。

   事件があったのは9月10日。深夜、大阪市内の住宅2階ベランダからフード付きの上着を着て、顔にマスクをした男が侵入してきた。

   男は軍手をした左手で寝ていた主婦(62)の口をふさぎ、右手に持ったナイフをかざして金を要求。主婦は財布に入った4000円とキャッシュカード2枚を渡した。

   男は暗証番号を聞き出した後こう言った。「この番号、誕生日と違うやろな?」。主婦が「そうや、誕生日や」と答えると、男は「誕生日にしたら、調べたらすぐわかってしまうやろ。それはアカンで」。

   男はさらに「外から家の中が丸見えやから、窓の内側には段ボール箱とか置いて物陰をつくった方がええ。窓ガラスは防犯ガラスにしたほうがええ。放火して帰る犯人もおるから外にゴミを出しといたらアカン。玄関横のガラスは内側に網を張るように……」と、ご丁寧に防犯対策の教えを。

   この間15分。「渡瀬恒彦さんが好きやねん」というサスペンスドラマのファンの主婦は黙って聞いていたわけではない。

   男が「おばちゃんお茶飲んだら? 落ち着くで~。俺も飲みたいねん」という注文に応え冷やしたほうじ茶を。男がグラスの口をつけたのを見届けた。

   男は最後に「カードは全額おろさへん。封筒に入れてポストに返しておくから警察に言わんといてな~」と言って立ち去った。

   で、主婦はDNAの証拠になると男の唾液がついたグラスを持って駅前交番へ駆け込んだ。

    結局、この間の抜けた強盗はその後、コンビニのATMで奪ったキャッシュカードを使い3万円の現金を降ろす姿が証拠になり強盗容疑で逮捕された。

   後日談だが、実は財布には2万4000円あった。が、差し出したのは犯人から見える4000円だけ。キャッシュカードも残高が少ないカードだったという。

   しかも、この主婦のすごいのはこのあと。男の言う通り玄関のガラスに内側から網を張り、窓も防犯ガラスに交換するなど『防犯対策』を実行に移しており、「防犯ガラス10万円やもの、あとの方が大変」とか。

   スタジオでは、裁判官の経験がある弁護士の八代英輝が「犯人の心理として、自分は本当はワルじゃないことを理解してもらいたくて、妙にマトモなことを言うのがけっこういるんですよ」と。

文   モンブラン
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