2018年 7月 22日 (日)

「ブラブラ」タモリは良いけれど 番組作り手は「グラグラ」?

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   <テレビウォッチ>NHKの新番組、「ブラタモリ」。以前にプロトタイプが放送されたのがレギュラー化した。前にもこの欄で取り上げ、他局に企画取られないようにネ、と指摘していた。タモリは、ブラブラさせると日本1面白い男だから。

   ナレーションの戸田恵子は歯切れがいいし、親友の井上陽水がつくったエンディング曲「MAP」もなかなかの名曲だ。タモリは高低差に関心があり、坂好きとして知られる。古地図を開き、妄想に耽るのが楽しいともいう。今の東京には、江戸が隠れている、江戸のなごりが生きている、という視点で面白がっている。基本的にいい番組になると思う。

   ただ残念なのは、作り手の姿勢に問題があるということだ。この番組の主役はタモリではない。タモリがこだわる高低差こそが主役なのに、画の撮り方を含め肝心なその部分が弱い。タモリが面白いことを言うから、とそっちばかりに気を取られている。タモリは、主役である「高低差たち」「江戸が隠れている景色」を引き立てようとしているのに、タモリにばかり気がいっている印象だ。番組の作り手は、もう1度この番組の魅力、性格を再確認した方がいい。

   また、タモリについて回る久保田祐佳アナがしっくりこない。いろんな意味でタモリとレベルが違い過ぎて、やりとりがちぐはぐだ。タモリ1人で十分な気もするし、どうしても相方が欲しいのなら、もっとちゃんとできる人材を充てるべきだ。

   いい番組になりそうだと思っているだけに、初回は期待はずれだった。まだ完成されておらず、高低差で言えば完成度は低い。修正すべき点を修正し、いい番組にして欲しい。

      妄想で 高低差楽しむ じじタモリ

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