動画でリアル故事成語 「漁夫の利」を超えるか

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   <テレビウォッチ>中国の古い本に由来することわざで「漁夫の利」というのがある。シギとハマグリが夢中になって戦っていると、どちらも漁師に獲られてしまったことから、第三者が利益を横取りすることのたとえになった。

   ところで、シギとハマグリが戦って、漁師がそれを両取りすることは本当にあるのだろうか。考えてみると、現実によくあるから、ことわざに一般化されたのかもしれないが、少なくとも当探偵社の調査員はこんな光景を目撃したことはない。

3匹の猫が…

   英語には「Two dogs fight for a bone, and a third runs away with it.(2匹の犬が骨を取り合い、3匹目がそれを持ち去る)」という、似たようなことわざがあるそうだ。なお、もっともらしく書いているが、さっき「英辞郎」で調査して、たったいま知ったばかりである。

   シギとハマグリと漁師よりは、こちらのほうがまだありそうだが、それでも、そうした場面に遭遇することは極めて稀だろう。

   さて、そこで驚くなかれ、世界最大のびっくり映像サイトYouTube(ユーチューブ)では、そんなことわざを地で行く、というかさらに上を行くような光景を収めた動画が見られるのだ。

   「3 Cats, 1 Steak」には、題名どおり、ひとつのステーキ肉(生肉である)をめぐって争う3匹の猫が登場する。2匹の猫は向かい合い、互いに肉の端を引っ張り合って動かない。グルグルグルーと喉を鳴らして威嚇しているが、戦況は膠着状態。

   そして、その間で2匹より身体が一回り小さい「第3の猫」がパクパクと無心で肉に食らいついているのである。不思議なことに、2匹はそれを見ているはずなのに、まったく注意を払わず、肉をくわえたまま、変わらずにらみ合い続けるのだ。

   2匹が何を考えていたのかはよくわからないが、とにかく相手に負けられないと意地になっていたのかもしれない。これなら、人間界でもありそうな話だ。

                    

OP・コンチーネ

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