2024年 3月 28日 (木)

石川遼「驚異」の学習能力 試合中にも「進化」

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テレビウォッチ>今2009年のゴルフ「日本オープン」最終日(10月18日)は、今野康晴(36)、小田龍一(32)、石川遼(18)3人のプレーオフになった。結果はプロ9年目の小田が初優勝したのだが、なんといっても注目は、最年少の石川だった。

   すでに4勝をあげ、現在賞金ランキングのトップ。マスターズ、全英オープン、全米プロに招待され、先のプレジデンツカップにも、日本からただ1人出場した。試合ごとに急成長する、その秘密は何なのか。

楽しさからスタート

   身上は「攻めのゴルフ」だ。目の覚めるような長打、小ワザの冴え、バンカー、パットの巧さ。加えて果敢にバーディーをとりにいく強気。それが見せ場をつくり、優勝を際立たせる。日本オープンでも随所でそれをみせた。

   圧巻は3日目の6番ロングホール。第1打を池ポチャしながら、そこから林越えでピンそばに寄せ、ねじ込んでパーディーとした。そのまま勢いに乗って65 のコースレコードを出し、38位から一気に首位に躍り出たのだった。

   羽川豊プロは、「信じられない。恐さを知らない強さ」といった。当の石川は、「パーディーをとることでリズムが出る。中学くらいからずっとそうしてきた。その方が楽しいから。プロになってからは、それ以上にバーディーの大切さがわかった」という。

   ゲストは、アテネ五輪のアーチェリー銀メダリスト山本博。山本は、「若い頃は楽しさからスタートする。彼はそれが成功している。見ていて楽しそうでしょ。スポーツの原点は遊びなんですよ」といった。

   6歳でゴルフを始め、父勝美の厳しい指導で、小学生のころには1日1000球の打ち込みを課したが、弱音をはかなかったという。当時書いた目標が、「高3で日本オープン優勝、20歳でマスターズ優勝」。その高3で日本オープン優勝を争ったわけだ。

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