タブーでも何でもない 羽田ハブ化論「天晴れだ」

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「ハブ空港に関するニュース」(各局) 2009年10月18日近辺

   頭から湯気をたてて森田健作千葉県知事が怒った時から、メディアの解説者の誰も言わないのでおかしいと思った。大昔の成田闘争を持ち出すまでもなく、成田空港がその成立にまつわるゴテ得の住民による占拠などで、どれだけ長い間われわれ利用者に不便を強いてきたか森田健作はわかっているのか。全くわかっていない。

   そもそも最初に自民党政権が騙まし討ちの様なやり方で成田に決めた事実があったかもしれないが、国策空港としてある程度の犠牲はやむをえない。しかるに、何十年も滑走路は1本だけに等しかったし、乗り換え乗り換えで都心から成田まで疲労困憊してたどり着く、われわれ利用者のことは棚に上げ、エゴの塊りになって突っ張ってきたのは千葉県住民の1部なのである。今になって慌てて「ハブ空港は俺だ」とほざいてもそりゃ聞こえませぬ、なのだ。

   前原大臣はよく言った。みんなが腹の中で思っていたことを、敢えて表明したのは天晴れだ。既に上海行きなど羽田空港から出ている国際線はあるのだから、羽田がメイン空港になるのは当然である。バカでっかいパリのシャルル・ド・ゴール空港に降り立つと、成田も羽田もチンケな地方空港並みに思える。国の指導者のパワーの差が、歴然と表れているのだ。知性のカケラも感じられない元タレントの知事が、感情論で喚くのは選挙民の票が欲しいからである。メディアは酷かった成田のゴテ得の歴史を改めて指摘するべきである。

(黄蘭)

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