瀬戸内寂聴と高校生が熱論 幸福と命とは
2009年11月06日06時00分

(c)NHK
各界の第一線で活躍する人物が母校を訪ね、その専門とする世界と自らの人生について授業する番組「課外授業 ようこそ先輩」。今回は、作家で僧侶の瀬戸内寂聴が出身高校を訪ねる。
寂聴はこれまで、悲しみや悩みを抱えた多くの人々を著書や法話で癒し、導いてきた。そんな寂聴が行う授業のテーマは「幸福」。幸福な未来を作っていくためのヒントを後輩たちにつかんでほしいと考えたという。寂聴は、「自分の幸せと他人の幸せは両立するか」「幸せを守るためにはどうしたらいいか」など、高校生が普段あまり考えないような奥深い問いを投げかけていく。
番組では、これらの問いに生徒たちは悩み抜いて答えを出し、また「自殺はなぜいけないか」と逆に寂聴に疑問をぶつけるなど、熱っぽい対論を繰り広げる。