2018年 7月 20日 (金)

遠山の金さん「実像番組」 桜吹雪が泣いてるぜ

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<テレビウォッチ> NHKの歴史秘話ヒストリア。「その時歴史が動いた」の香りがする番組だ。今回は、桜吹雪でお馴染み、遠山の金さんを取り上げた。渡邊あゆみアナが和服を着て登場、語りもやった。

   遠山金四郎景元の家庭事情にスポットをあてた。父は勘定奉行にまで出世した人物だ。父が歳をとってから金さんは生まれた。そのせいで父の家督は金さんの叔父が継ぎ、金さんはその後という順番になった。これが本人には面白くなくグレてしまい、入れ墨伝説が生まれた背景となった。金さん33歳のときに叔父が亡くなり家督を継ぐことになった。そして北町奉行に抜擢された。入れ墨が桜吹雪だ、いや別の柄だとか、入れ墨はなかったとか、結局はっきりしたことは分からない、とのことだった。

   金さんのちょい悪キャラは、ほかの鼠小僧次郎吉や国定忠治と同様、当時の庶民の人気を集めた。天保の改革で倹約路線を強制した老中、水野忠邦に金さんは抵抗した。反権力の姿勢が受けたのだろう。蘭学者嫌いの南町奉行、鳥居耀蔵とも対決する。鳥居らの失脚後、金さんは南町奉行になる。

   再現ドラマもあったけど、映像として貧弱だった。巣鴨の本妙寺に金さんのお墓がある、などの情報も紹介したが、総じて表面をなでただけ、という印象だ。つっこみが甘く面白くなかった。金さんファンをがっかりさせた。かくいう自分も歴史小説が好きで期待して見たひとりだ。もっと踏み込んで欲しかった。渡邊アナの着物にCGか何かで桜模様をつけていたが、やってる方の自己満足。見ている方はうっとうしかった。

      金さんの せなも泣いてる 不出来かな

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