「紙の本なくなるか」 国会図書館長が激論
2009年11月08日06時00分

(c)NHK
「教養」とは何かをテーマに、その学問の第一人者を訪ねる番組「爆笑問題のニッポンの教養」。今回は、国立国会図書館長の長尾真が登場する。
国立国会図書館には貴重な歴史資料から漫画、エロ本に至るまであらゆる書物がそろう。館長である長尾は、情報工学を専門とし、「郵便番号読み取り装置」開発などの先駆者的存在で、現在は「電子図書館構想」に取り組んでいるという。蔵書をデジタルデータ化し、いつでもどこからでも必要な情報にアクセスできる図書館を作ろうという試みだ。
番組では、長尾と無類の読書好きとして知られる爆笑問題が、「紙の本や図書館はなくなってしまうのか」「ケータイ読書からこぼれ落ちてしまうものはないのか」など、本や読書体験の未来について熱く語り合う。