2024年 4月 24日 (水)

事業仕分けの公開 面白いけど茶番劇?

人気店や企業から非公開の招待状をもらおう!レポハピ会員登録

テレビウォッチ>すったもんだのなかで、ついに始まった行政刷新会議の「事業仕分け」。

   その進行は、まず予算を求める各省庁が説明、続いて、財務省主計官が論点、問題点、疑問点をコメントし、そして事業仕分け人からの質問開始という形式だったそうな。あらかじめ用意された資料にも、財務省のコメントがついており、「政治主導」における財務省の存在感が浮き彫りになったようだ。

   コメンテイターの田中喜代重弁護士は「オープンでおもしろいけど、よく見れば、財務省と民主(党)がタッグを組んで、財務以外の役人を攻めてる構図だ」と、これは「茶番劇」だね的なご意見。

   鳥越俊太郎も「財務省が民主党の手を借り、オープンになったと見せかけて、財務省の思うがままの査定をやってるとしか思えない」と否定的な評価を下す。

   「財務省が『こうすれば削れますよ』と知恵を出してるわけですね」と、三反園訓・テレビ朝日コメンテイター。これは、最終的に決めるのは「政治」だといったニュアンスのコメントである。

   財務省、その正体は、ただのアドバイザーか、はたまた影のフィクサーなのか。謎は深まるばかりだ。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中