スポンサーも真っ青!? サンドウィッチマンの「お笑い力」

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笑・神・降・臨>今回紹介する番組はNHKで期間限定・不定期に放送されている、お笑い番組「笑・神・降・臨」だ。「世相に流されない真のお笑い団に捧ぐ…」というタイトルで始まるこの番組にはMCもナレーターもいない。お笑い芸人だけが交代で登場するのは貴重な番組だろう。「29分間かけて入魂のネタをじっくり見せる」という番組コピーには、お笑い芸人の使い捨てに走る民放各局への皮肉もたっぷりだ。

   今2009年4月の第1シーズンに続き、10月から第2シーズンを迎えた番組では、お笑いコンビのサンドウィッチマンが登場した。29分間でどんなネタをどんな時間配分で披露するかは出演者の自由。サンドウィッチマンは「引っ越し屋」「眼鏡屋」「哀川調」「葬儀社」の4つのネタを披露した。

じっくりとネタ披露

   どのネタも今までのサンドウィッチマンらしいネタが続く。中でも「葬儀社」のコントは個人的にお気に入りだ。設定はパラダイス葬儀社のヤバげな社員富沢を、父が危篤状態の伊達が葬儀の相談に訪れるというもの。ちなみに葬儀一式100万円のコースは、なんのおもしろみもない普通のコースだとか。1000万円のコースになると、1:祭壇が純金、2:バスで移動、3:東京タワー、お台場、国会議事堂、六本木ヒルズを回る豪華コース。

   「六本木ヒルズ行かないで、火葬場に行けよ」という伊達からの突っ込みには、「六本木ヒルズでは、夜景を見ながら有名シェフがお父さんをこんがり焼き上げます」と富沢。NHKにしては、結構不謹慎系のネタな気がする。というか、民放だとスポンサー受けが悪くて出来ないかも。なかなやるじゃん、NHK(笑)。

   フジの爆笑レッドカーペットや日テレのエンタの神様を中心とした新人お笑いブームは、まだまだ勢いが残っている。一方で、これらの番組では次から次へと新人が登場することで、芸人の使い捨ても露骨。少し前に企業CMへ大量に出演して話題になった芸人でさえ、「今はどうしてる?」という状態だ。

   こうした中で、芸人それぞれが個々の力量をじっくりと発揮できる「笑・神・降・臨」は興味深い。今はまだ試験放送の段階だが、第2シーズンが放送されたところを見ると、視聴者からの反響もなかなかのものだったのだろう。すでにこの第2シーズンの放送も終了してしまっているのは残念だが、是非次の第3シーズンにも期待したいところだ。<テレビウォッチ>

べべべんべん

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