2024年 4月 23日 (火)

英国で自殺減った理由 アウトリーチとは

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

テレビウォッチ>最近は「経済大国」と言われることもめっきり減ってきたニッポンだが、それと入れ替わるように「自殺大国」の様相を呈してきた。この10年ほど、年間の自殺者は3万人オーバー。これは先進諸国のなかで、相当の高水準だという。

   政府も自殺防止を重要課題と位置づけ、緊急戦略チームを創設するなど、「『自殺』との闘い」に取り組みはじめているが、番組が拾った現場の実態は「人手不足」「窓口不足」。

病院に電話年1万件

   自殺には、うつ病や統合失調症などの精神疾患が関わっていることも多い。東京都立松沢病院には、夜中、精神疾患や自殺に関する電話が年間1万件もかかってくる。病院では夜間相談をやってるわけではないが、どこにも相談できず、思いあまって電話してくるのだという。

   ある精神科医は1日に数十人の患者を診る多忙な仕事に追われている。「診察室だけで勝負するのはキツイ。家庭に行って、本人を支える、家族を支えることができないもどかしさがある」と話す。

   では、どうしたらもっと自殺を防止できるのか。そのヒントは先進国イギリスにあるのだ。彼の国では精神疾患をガン、心臓病とともに3大疾病に設定。「予算も増やし、人員も増やし、スタッフの教育にも力を入れた」(スタジオゲストの岡崎祐士・東京都立松沢病院院長)。

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中