藤原紀香のドラマ なぜ当たらないの?それは…

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「ギネ・産婦人科の女たち 第7回」(日本テレビ) 2009年11月25日 22時~

   藤原紀香ではドラマは当らない、という風説がある。美人で大阪女らしい気風がよくて、なんで当らないのかと問われれば、情感に欠けるからである。筆者が以前、劇団四季公演のマスコミ招待にでかけた時、入口で真っ白なパンツスーツを着た紀香と遭遇した。大女だった。大股でどたどた歩く姿には全く色気を感じなかった。

   まあ、それはともかく、トラウマを抱えた産婦人科医師を演じる紀香はそれなりに頑張っている。だが、いささか脚本(大石静)が詰め込みすぎで、何を焦ってるんだと突っ込みたくなる。患者を死なせた医師・柊奈智(藤原紀香)が訴えられて、危ういところで同僚医師(板谷由夏)が発見した情報に救われるのが今回の話だ。

   原作『ノーフォールト』の著作者でありドラマの監修もやっている現役産婦人科医師の指導よろしく、病院内の描写はビビッドで、手術場面もリアリティがあるが、主人公に共感しようにも、同時進行の点景が多すぎて落ち着かないし、主人公の内面も説明不足である。

   また、どう贔屓目に見ても免許を取った新人医師には見えない上地雄輔もミスキャスト。おバカタレントとして人気があるからといって、無理である。民放ドラマの宿命といえなくもないが、視聴率のために、曲げて人気者をキャストに入れるのも考えものだ。上地が出ていても数字が高くはないのだから、作り手が独り相撲を取っているわけである。要はドラマの内容次第。

(黄蘭)

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