フィギュア放送への不満 「とっとと競技に戻れ」

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「フィギュアスケート・グランプリファイナル世界1決定戦2009男女フリー」(テレビ朝日) 2009年12月5日 19時~

   日本人が男女共にショートプログラムで1位という、昔なら考えられなかった好調ぶりで、視聴率も21%越え、その割には結果が期待外れであったが。特に怪我あけ後の高橋大輔の、目を覆う失敗の連続は無惨だった。かつてのガラスの心臓の再現か、最終滑走による体の冷えか、このプレッシャーに打ち勝たない限りオリンピックでの成果はあり得ない。まだ2箇月ある。頑張れ、大ちゃん。
   解説の荒川静香も言っていたが、逆転優勝したキム・ヨナは出来がよくなかった。スピードはないし、全体の演技も縮こまった感じで、ジャンプにも失敗があった。フリー2位の安藤美姫より3点以上も優れていたとは決して思えなかった。6点満点制だった頃に比べて、恣意的ひいきが出来にくいといわれる現行の採点制度だが、要素ごとの加点には贔屓ぶりが加わるような気がする。これを跳ね除けるのは容易なことではない。日本選手としては有無を言わせぬ出来栄えを披露するしか策はないのである。
   スケート丸抱えのテレビ朝日としては、スター輩出でわが世の春であろうが、文句もある。余りにもCMが多すぎる。前日のショートプログラムでもそうだったが、開始が7時となっているのに、延々とCМだらけ。10分ほども経ってからやっと騒々しい男・松岡修造が喋り始める。しかも、とっくに録画が終っているにも拘らず、勿体つけて前日の演技を再演させるのだ。とっとと競技に戻れ。

(黄蘭)

採点:0.5
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