小沢幹事長「(中国)長城計画」 対米揺さぶりなのか

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<テレビウォッチ>北京の人民大会堂。中国の胡錦濤・国家主席が143人一人ひとりと握手を交わし、ツーショット写真を……

   中国を12月10日訪れた民主党の小沢幹事長率いる大デレゲーション。このVTRを見てキャスターのみのが「いやー、大変な労力でしょうね~」と胡錦濤に同情を。

   一体この年の瀬に何? と訝りたくなるが、小沢幹事長が20年来続けている草の根交流、『長城計画』と一環だとか。

   番組では、この派手な訪中団を率いた小沢幹事長の思惑を取り上げた。

   メンバーは民主党議員143人のうち当選したばかりの新人議員80人。支持者まで加わって総勢640人。

中国側も「熱烈歓迎」で、空港に降り立った小沢幹事長を黒塗りのリムジンが出迎え、17台のバスに分乗した640人の向かった先は人民大会堂。

   議員一人ひとりと握手を終えた胡錦濤・国家主席と会談した小沢幹事長は、その内容を記者団に次のように語った。

   「こちらのお国に例えれば、解放の戦いはまだ終わっていない。来年7月に最終戦(参院選)がある。野戦軍の司令官として勝利に向かって頑張っているところだ。参院選で勝利すれば政権基盤が強固になり内政、外交とも思いきった議論ができる」

   スタジオでは、早大大学院教授の北川正恭が「実にうまいですね。この場所で来年のメッセージをやるのは冷静なんですよ。発表の場所をちゃんと心得ている」と絶賛。

   毎日新聞論説委員の与良正男は、ちょっと斜め見して次のように……

「143人は多過ぎじゃない。これだけ付いてくるんだ、最高実力者だ、ということを中国に行って見せつけたということでしょう。小沢さんの最大の関心事は参院選だということは本心でしょうね。単独過半数を取るということは、自民党を本当につぶすつもりでは……」

   また、普天間飛行場の移設問題で日米間がぎくしゃくしている最中の派手な訪中について、与良は「結果的に、(米国に)鳩山政権はちょっと方向が違うのかなと思われかねない」とも。

   小沢デレゲーションは11日夕、中国から韓国に向かう。そこでTBS解説委員の吉川美代子がこんな疑問を。

   「日中韓がすごく結束が固まっていけばアメリカとしても沖縄に米軍を置いておく必要がなくなると、そこまで小沢さんは考えているのでしょうかね」

   これに北川が「伏線には入っていると思う」と。さて、日本の防衛はそれで大丈夫か??

文   モンブラン
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