いくら何でも下手すぎる 「日本歌謡界の甘さ」浮き彫り

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「日テレ系音楽の祭典ベストアーティスト2009」(日本テレビ) 2009年12月15日 19時~

   「4時間の生放送」と宣伝が酷かったので、どんなものかと覗いてみたら、昔の言葉で「ぬか味噌が腐った」のだ。下手くそな歌手が余りにも多すぎる。歌詞がなければ何を歌っているのか判然としない歌唱力の上に、オンチ寸前の音外し、伴奏の音量をあげて下手さを誤魔化している。スタッフも下手を認めているのだ。世界中で、こんなにまずい歌手を「ベストアーティスト」と持ち上げてプロ扱いし、テレビに出させる国はない。つくづく日本の芸能界は甘い。
   嵐の次に出てきて『milk』や『ボーイフレンド』を歌ったaikoは、若い人たちの人気者で紅白にも出るらしいが、「ウェルかめ」で毎朝主題歌を聞く度にその駄作ぶりに脱力するほどだ。NHKでも目利きならぬ耳利きが枯渇してしまったとみえる。情けない。さらに酷かったのがEvery Little Thingのヴォーカルの女の子。持ち歌のメドレーだったが、音程はずれっ放し、聴いていると、斜めに傾いた建物の中にいるような気分悪さを感じて吐きそうになった。
   司会が羽鳥慎一と桜井翔らで、ビッグサイトの会場と2元中継である。カメラのチカチカぶりもステージの電飾もド派手の極み。視覚で誤魔化さないと歌だけでは逃げられるからだ。騒音公害以外の何物でもなかった。V6や関ジャニ∞などジャニーズだらけは目に余ったが、彼らは歌の下手さをダンスやフリで誤魔化せるのでまだ見ていられた。結局4時間の内、1時間で筆者は挫折したのであった。

(黄蘭)

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