キリンとのびっくり共存関係 「お手伝い」するゾウも
2009年12月18日06時00分

(c)NHK
自然や動物の魅力を、迫力ある映像で紹介するドキュメンタリー番組「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」。今回から2週にわたり、これまでに放送した映像の中から選りすぐり、追跡取材したスペシャル版。第1回は、「人と生きもののいい関係」がテーマ。
ニジェールでは、キリンが人々の農作業のかたわらで暮らしている。キリンは畑のそばに生える野生のスイカを食べるためにやってきて、農家の人もまるで追い払う気配がない。一方で、地元農家らがガイドとなってキリンを見学するエコツアーが行われるなど、人とキリンの不思議な共存関係ができている。
番組では、このほか、人々の手伝いをするミャンマーのゾウなど、世界各地の「人と生きものの関係」を紹介していく。また、国内では、人里で暮らすかつての姿を取り戻すため、2008年に佐渡島で27年ぶりに自然に帰されたトキが「繁殖できるかどうか」などを追跡取材する。