2018年 7月 23日 (月)

絶好調「嵐」に忠告 出るドラマは選ぼうよ

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「~嵐・主演ドラマ~『最後の約束』」(フジテレビ) 2010年1月9日 21時~

   あるマイナー雑誌が表紙に二宮和也を起用したら、その号だけ完売した。年末の紅白歌合戦では特別扱いで複数曲を歌った。【嵐】が、今や飛ぶ鳥落とす勢いの人気グループであることは認める。だが、こんな拙劣なドラマに出てはいけない。拙劣どころか子供でもバカにするようなボロクソドラマである(脚本・金子茂樹)。
   大企業の社屋がある超高層ビルにテロリスト集団が人質を多数とって立てこもり、爆薬を仕掛けて90分以内に3億円を出せと要求するサスペンスだ。「もとい!」、サスペンスもどきだ。【嵐】の5人には夫々がビルの清掃員だったり、勧誘に来た保険会社営業マンだったり、セキュリティ担当だったりと、公平に華を持たせてある。
   前半は「大勢のエキストラに金がかかっただろう」とか「群集整理にAD、演出助手がこき使われただろう」とか言いながら見ていたのだが、見られたのはここまで。社長(津川雅彦)が吊るし上げられる場面あたりから支離滅裂になった。10年前に失った仲間の弔い合戦で、要は子分を使ってテロリストの真似をしただけ。脚本もアホ臭いが演出もバカ丸出し。蟻が這い出す隙もないほど警察が取り囲んでいるはずなのに、地下駐車場から5人は白い車に乗って悠々と現場を離れる間抜けぶりである。呆れて口アングリしたのだ。
   嵐の5人が横一に並んで歩く最後の場面は「オーシャンズ11」のパクリだし、第1に犯行動機に何の説得力もない白痴ドラマだっだ。

(黄蘭)

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