茂木健一郎が絶句 脳科学でも解せない「奇跡」とは

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   脳科学者の茂木健一郎が2010年1月15日のブログで、「逆境」に立ち向かうことの大切さについて綴っている。

   NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」のパーソナリティーを務める茂木。番組に登場するゲストに共通していたのは、「逆境」だったという。今は成功をつかんだゲストも、そこに至るまでに想像を絶する挫折や苦悩を味わってきた。そんなゲストの中でも、茂木が最も心打たれた「逆境」は、無農薬、無肥料でのりんご栽培に成功した農家の木村秋則が経験したものだった。

   農薬や肥料を一切使わずにりんごを栽培するのは不可能だといわれていた頃、8年という歳月をかけて、木村はその栽培に成功している。

   成功するまでの期間、木村はキャバレーの呼び込みや出稼ぎで何とか食いつないだ。ただ、6年目に入っても実らない畑。木村は絶望、死を決意したという。

   しかし、木村はロープ片手に死に場所を求めてさまよった山で、偶然にも栽培のヒントをつかむ。山でふと目にしたドングリの木に無農薬、無肥料栽培の答えがあったのだ。

   番組で木村の生涯を知り、絶句したという茂木。「逆境」に立ち向かう意味をこう記す。

「一つのことに打ち込むと、当然その時々の世の中の流れに反することもある。それでも、前に進むという強さを持たない限り、達成できないこともある」

   そして、木村が起こした奇跡は脳科学でも解せないのか、茂木は誰とも言わずに問いかけた。「死に瀕するところまでいかないと、世界というものはその『真実』を教えてくれないものなのだろうか」<テレビウォッチ

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