2018年 7月 21日 (土)

ネットのバリアフリー 助け合いプロジェクトとは

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   <テレビウォッチ>インターネットによって、世の中が変わった。あらゆる情報が一瞬のうちに画面に現れる。インターネットのニュースサイトで世間の動向を探ることができるし、動画共有サイトなどで娯楽をシェアし合える。しかし、そのネットの恩恵を受けるには最低限の情報が必要だった――目が見える事、である。

   今回のプロフェッショナルは、目が見えない人でもネットを楽しむ事ができる仕組みを開発した研究者・浅川智恵子。IBM・東京基礎研究所で最高技術職である『フェロー』を勤め、音声読み上げ技術を研究している。10年以上前、我が家にやってきたパソコンに、IBMの音声読み上げソフト「ViaVoice」が付属されていた。パソコンの文字を読み上げるこのソフトに、大変驚いたものだった。

「誰もが能力発揮できる社会」

   あれから10数年。音声技術は進んでいるが、ネットの世界も通信高速化に伴い情報量が急増。画像や動画を多用する動的なページが圧倒的になった。やはり読み上げ技術を、そのようなサイトに対応させることは難しいという。それらのサイト用に、サイトの外から読み上げ用の見出しを作成する、ユーザーとボランティアの助け合いの仕組み「ソーシャルアクセシビリティ」というプロジェクトを立ち上げた。

   なぜ浅川は、ネットのバリアフリーに尽力するのだろうか。浅川は、目が見えない。14歳のとき事故によって視力を失った。だからこそ、ディスプレイを通して世界と繋がれない人々の為に、別の形でIT技術の革新を行ってきた。

   浅川が望む、この技術の未来はどんなものか。

「誰もが、能力を発揮できる社会。自分で情報の海の中に飛び込めないっていう事は、社会参加していく上で本当に大きな問題。ITによって、今抱えているいろいろな問題が解決できる、かもしれない。そういう人々全てに貢献できるようなエリアになっていくべきだと思います」

慶応大学 がくちゃん

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