日本にも暖炉愛好家 「暖房」超える魅力とは
2010年01月20日06時00分

(c)NHK
暮らしの中に隠れたさまざまな美を紹介する、新感覚の美術番組「美の壺」。今回は、「暖炉」にスポットを当てる。
「暖炉」は、西洋では室内装飾の要で、豊かな冬の暮らしを象徴するものだった。日本でも明治以降、洋館建築に取り入れられ、さまざまな暖炉の名品が生み出されてきた。暖炉は単なる暖房器具ではなく、家の顔としてデザインされた美術品でもある。エアコンが発達した現代の日本でも、心を癒し和ませる究極のオブジェとして、家族団らんのひと時を演出するものとして、暖炉を重宝する人は少なくない。
番組では、近代につくられた暖炉の名品や暖炉愛好家の暮らしなどを紹介し、「暖炉」の魅力に迫っていく。
*美の壺