藤原紀香が戦争被災地で体感 「見て、聞いて、そして撮る」意味

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   女優の藤原紀香が2010年1月21日のブログで、被災者や被害者にカメラを向けることの意味について綴っている。

   阪神淡路大震災を体験した藤原は、10年1月16日に放送された震災ドラマ「神戸新聞の7日間~命と向き合った被災者たちの戦い」(フジテレビ系)を号泣しながら見た。同ドラマには、被災者にカメラを向けることに疑問を抱き始めたカメラマンたちが伝えることの本当の意味を考え始めるといったシーンがあった。

   藤原は、このカメラマンたちの葛藤が特に心に響いたという。「2002年にアフガニスタンや、いまだ地雷の被害が残るカンボジア」に行ったときの藤原自身の心の葛藤と「同じものだったから」だ。「現地でしかわからない事実などを日本に伝えなければ」という思いで現地に飛んだ。しかし、そのあまりにも悲惨な状況に、悲しんでいる人たちの姿に「私なんかがカメラを向けていいのだろうか」と立ちすくみ、泣いてしまったという。

   そんな藤原を変えたのは、一番の弱者であるはずの現地の子どもたちだった。目の前で両親が殺され、その恐怖から目が目の裏側にまでいってしまった少年は、藤原の手を取り、「おねえちゃん、カメラで僕を撮って。そして、日本のみんなに伝えてよ」と笑顔で言った。また、地雷で手足を失ってしまった子どもたちは、「僕たちを撮ってよ。僕らはこんな風にして地雷にひっかかったんだよ。見て」と、穴を掘ってそこに枯葉を盛るなどし、その時の状況を説明してくれた。

   「泣いてなんかいられない」、子どもたちの姿にそう痛感した藤原は、

「この悲惨な状況で生きる子どもたちのたくましさや、復興に向かっていく彼らの笑顔のエネルギーを届けるために、見て、聞いて、そして撮るんだ」

と決意。その時、葛藤は1つの答えに辿りついていたという。<テレビウォッチ

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