フットボールアワーの社会派ネタ オリバー・ストーンも真っ青?

印刷

   <笑神降臨>毎回、さまざまな芸人が29分間で独自の世界を披露するというこの番組。今回は「フットボールアワー」だ。ネタは、ストリートミュージシャンのライブ。後藤扮するリードボーカルと岩尾扮する、現在進行形でひきこもり中のヒロキによる、奇想天外なライブだ。

   ひきこもりという、現代社会が抱える問題に敏感に反応した社会派の慢才と言える。青い鳥というバンド名で陳腐な歌をまじめに披露する2人ではあるが、くせ者なのは岩尾扮するヒロキである。何と言ってもひきこもり中なのだ。ライブ場所はヒロキの自宅前。ヒロキは自宅の中から自分が歌う番になった時だけ窓を開け歌う。

「後ろにアイロニー」

   ある有名なコメディアンが言っていたが、コメディの後ろにはアイロニーがなければいけないらしい。後者に関してはお釣りがくるくらいたっぷりだ。ヒロキの夢は武道館でライブかと思いきや、一歩目の前のバス停なのだ。確かに人類にとっては小さな一歩だがヒロキにとっては大きな一歩なのかもしれない。

   さらには、テレビの音が聞こえないからライブをやめろとおばあさんに怒られる始末。騒音問題まで取り入れる、念の入れよう。オリバー・ストーン並みの社会派で今年は飛ばしていくのだろうか。知識人たちが非生産的な議論を展開する中でひきこもり、騒音問題等、深刻になりがちな問題までも笑いの力でばかばかしく思わせてしまう彼らの芸は、今年も期待できそうだ。

K・A

  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter
コメント・口コミを投稿する
コメント・口コミを入力
ハンドルネーム
コメント・口コミ
   

※誹謗中傷や差別的発言、不愉快にさせるようなコメント・口コミは掲載しない場合があります。
コメント・口コミの掲載基準については、コメント・口コミに関する諸注意をご一読ください。

注目情報PR
追悼
シニアの健康ライフ
Slownetからのおすすめ記事(提携)

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中