2018年 7月 23日 (月)

巨大地震の分析は抜群 ではどう備えればいいのか

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「MEGAQUAKE 巨大地震(2)KOBE 15秒の真実」(NHK) 2010年1月17日 21時~

   神戸を壊滅させた阪神淡路大震災は、実はたった15秒間の揺れが建物や高速道路を倒壊させたのだそうだ。この時、地中で何が起きたかを検証したドキュメントである。地下深くに滞留する水が、強力な地震波となって木造家屋を倒壊させた。高速道路は入り組んだ表層地盤が複雑な揺れを作り出して壊れた。さらに、高速を支えている脚柱の中のコンクリートが、色々な土砂が混じっているために力が均衡していず、よじれて折れたのである。そうだったか。

   老女と息子は同じ家にいて、息子は死んだ。記者が当時の家の間取りを平面図に書いてもらって推理する。説得力がある。筆者は当時のドキュメントで、淡路島の断層の凄さを見た記憶がある。もろに何十センチも亀裂のところで土地がずれていた。もし、その断層の上に家が建てられていたとすれば一溜りもない。これだけ科学が発達していながら、事前に地層の調査が出来ないのが不思議である。

   翻って、「来るぞ来るぞ」と言われ、大昔にはノストラダムスの大予言にも出ているとかいって、脅かされ続けているわれわれ関東東京在住者はどうすればいいのだ。デパートで非常持ち出しグッズを買い求めてはいるが、それも定期点検はせず、「はて、アレは何処にしまったっけ」という始末だ。内心「このマンションは一流会社が建てたから大丈夫」などと、何の根拠もない理由でパスしているのだ。分析力抜群だが、警告力としてはイマイチのドキュメントである。

(黄蘭)

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