2018年 7月 20日 (金)

三浦春馬新ドラマの制作姿勢 初回から抱え込んだ「爆弾」

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「ブラッディ・マンデイ 第1回」(TBS) 2010年1月23日 19時~

   前回のシリーズがTBSにしてはそこそこ視聴率を取ったので第2弾である。主役の高木藤丸(三浦春馬)はテロリストと戦うイケメンの天才ハッカーという設定だが、間が抜けていること夥しい。昨年の海外ミステリー第1位「ミレニアム」の主人公、リスベット・サランデルも天才ハッカーだが、彼女の方がずっと説得力がある。
   今回はロシアからテロリストを護送する飛行機に、東京を壊滅させられる核爆弾がのっていて、午後8時に爆発するという荒唐無稽な話である。大体、核爆弾が何の誰何も受けず大型旅客機に鞄に入れて載せられたこと自体「ありえねぇ」と突っ込みたくなるし、警備側の命令で航路を太平洋側に変更するというのも、そんな簡単にやれるはずがない。しかも、機長らはバカみたいに何もしないで、地上からのパソコン操作だけで危うく爆発を止めるとは、この作者たちは脳が萎縮しているか、ゲームのやり過ぎなのではなかろうか。
   首相(竜雷太)、警視庁の指揮官(高嶋政宏)、テロリストJ(成宮寛貴)、首相の孫(佐藤健)ら名のある俳優を集め、映像はハリウッド製・ブラピの映画のように、気取って斜め撮りしたり、効果音を被せたり、チカチカと刺激的な場面転換をするのだが、肝心のドラマの内容がお笑いではどうしようもない。夜7時台のSPだから、お子ちゃまを騙す程度でいいのだと考えているとしたらドラマ作り失格だ。春馬ファンの若者にも馬鹿にされること受け合いである。

(黄蘭)

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