2024年 4月 18日 (木)

兵士募集CM 「戦車でナンパ」の破壊力

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

テレビウォッチ>先週から今週にかけて、動画サイトのYouTube(ユーチューブ)を席巻したのは、1台の新型情報機器。あっちを見ても、こっちを見ても、動画サムネイルはアップルのiPadで持ち切りだ。

   もっとも、再生数ランキングに入ってるのは、各ニュースサイトの発表会映像を収めたものが多く、あとは「ちょっと触ってみた」といったもの。どれもたいして代わり映えがしない。

   それよりも、当探偵社としては、ここ最近のYouTubeのもうひとつのトレンドに注目してみた。TV放送用(あるいは既存のTV広告フォーマット風)のCMが良きつけ、悪きにつけ、話題になるという現象である。

   そんなわけで、今回は、本来かなりレアと思われる「オーストリア軍の兵士募集」CMをご紹介したい。ちなみにユーザーレイティングでは2.5/5と、相当な低評価。悪評のほうで話題になってしまったようだ。しかし、そもそも、このCMは、悪評でも評は評――と完全に開き直ったコンセプトでつくられたようにも感じられる。

   会話は全編ドイツ語のようだ。当探偵社ではドイツ語未対応のため、英語訳を参考にした。もっとも、大筋は映像を見ただけで、一目瞭然――。1人の男が乗用車(アウディ)のボンネットに腰掛け、「美女」たちが男を取り囲む。「このクルマでドライブしないかい?」。男が誘うが、美女たちは「全員乗れないし」とあまり乗り気でない。

   と、そこに突然、戦車が登場し、アウディの前で急停車。「乗ってく?」「軍に入れば、運転もできるよ」と兵士たち。すると、彼女たちは大喜びで戦車へ。アウディ男がっくり。「オーストリア軍は特別な機会を若者に提供します」とナレーションは締めくくる。

   この動画へのコメントもほとんどがドイツ語だが、英語のものでは「オーストリア人として、じつに情けなく思う」「美人役の女性たちが、美人ではない」などの雑多な内容が書き込まれている。

OP・コンチーネ

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中