大学受験か「別の生き方」か 「高卒」先輩たちがアドバイス
2010年02月04日06時00分

(c)NHK
悩みや主張を持つ10~20代のレギュラーメンバーが、ウェブ上に作られた街「リアル・タウン」に集合し、本音を語り合う番組「青春リアル」。今回は、「学歴」がテーマ。
相談者の青年「チャーハン」(18)は、神奈川県でトップクラスの私立中高一貫校に入学したが、同級生からの執拗ないじめに遭い、中学2年から不登校になった。その後、都立高校に編入するも、「自分はもっとハイレベルを目指せるはず」という自尊心を捨てきれず、半年ほどで退学した。
「チャーハン」は、本来なら高校3年生の年齢。かつての同級生たちは、大学受験に向けて着々と準備を進めている。2年前、「高等学校卒業程度認定試験」に合格している「チャーハン」は、このまま同級生の後を追いかけて大学受験するべきか、それともまったく別の生き方を目指すべきかで今、葛藤しているという。
番組では、「学歴がなくて、本当に大丈夫ですか」などと問う「チャーハン」に、高卒のベトナム系日本人や高卒で働く大工らメンバーがウェブ上にそれぞれの考えを書き込み、議論を掘り下げていく。