2024年 4月 20日 (土)

「暴行騒動」朝青龍のマネジャー インタビューでこう話した

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<テレビウォッチ>朝青龍の泥酔暴行騒動が『灰色』のまま収拾に向かいそうな雰囲気になってきた。

「見ていない」

   渦中の朝青龍は自宅にこもったままダンマリ。謹慎中と思っていた師匠である高砂親方はなんと鎌倉のお寺で豆まきに大はしゃぎ。

   そんなケジメのない雰囲気を反映してか、スタジオでも「オヤ! ま~」と思う発言が……

   番組がまず取り上げたのは、相撲担当リポーターの横野レイコが行った朝青龍のマネジャー(辞任を表明)、一宮章広へのインタビュー。一宮は当初「自分が被害者だ」とウソの報告をしていた。

   横野「(殴打の)事実はどうだったんですか?」

   一宮「僕は事実を見ていない。現場に行ったのは後ですから殴ったのは見ていない」

横野「では、何故ウソの報告を?」
一宮「横綱を庇うためにとっさの判断で軽率に言ってしまった」
横野「今、横綱はどうしていますか?」
一宮「自宅にいます。ことが大きくなり過ぎていることに戸惑っている感じです。処分云々よりも3月の大阪場所に出る気でいるので…」

最後に横野が「殴ったと思いますか?」に、一宮は「そこは答えられません」と。

「ある程度の処分しないと…」

   スタジオで小倉が「被害を与えた横綱は何もしゃべらない加害者も何もしゃべらない。ことの真相が分からず我々にとってもやりようがない」と嘆いた。

   それでもゲスト出演した相撲アナウンサーの銅谷志朗が「何かあったから示談をしているわけで、警察の動きとは別に、相撲協会は独自の判断で事実関係を洗い出し、ある程度の処分をしないと収まらないでしょう」と。

   しかし、調査委員かを立ち上げても当初は、「本人が酔っていて記憶にないでは、話を聞いてもしょうがない」と及び腰。事実関係の洗い出しもたかが知れている。

   ところが、このあと小倉の「横綱って酒の飲み方ってすごいの?」からだんだん脱線気味に。

   まず横野が「(場所中に)お酒を飲むことは悪くない。次の日に勝って迷惑かけなければ問題はないと思う」と朝青龍を擁護。これに小倉が「場所中、飲む関取はいますからね~」。

   部屋で飲むぐらいはともかく、東京・六本木で未明の泥酔を庇うとは。伝統とか神事とか横綱の品格とかは一体どうなるの……

   続いて芸能リポーターの前田忠明が「(被害者を)一般人という言葉でくくりつけるのも。一般人と言うが、いろいろなタイプの一般人がいますよ。その点もよく考えないとダメだと思います」。

   多分、前田は被害者が「被害届を出しません」と、おカネでうやむやにしたことに不満を持ったのだろうが、ここで問題なのは、鍛えあげた格闘家が『一般人』を殴って傷害を負わせてこと。一般人の『タイプ』で傷害事件を判断するのも??

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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