2018年 7月 23日 (月)

日本の死刑と裁判員制 そのときあなたの選択は

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   <テレビウォッチ>第18回FNSドキュメンタリー大賞。受賞作は、東海テレビの「罪と罰 娘を奪われた母 弟を失った兄 息子を殺された父」だ。同大賞ももう18回というから、よく頑張っていると思う。

遺族に脅迫文

   大賞受賞作は、死刑をめぐる犯罪被害者遺族の捉え方・考え方に焦点をあてた作品だ。もし視聴者が裁判員だったらどう考えるか、という問いかけの意図もあるのだろう。死刑を求め署名活動をする遺族から、死刑に疑問をもって被告とコミュニケーションを図ろうと活動をする人まで、様々な思いが紹介される。

   死刑に疑問をもった男性は、死刑によって被告の身内にも自分たちと同じ思いをさせることになるのではないか、という問題意識をもっている。しかし、その活動に対しては反発も強く、脅迫文が送られてくることもある。

   世界的には死刑廃止の流れが強まっていると指摘されている。そうした中、日本はどうすべきなのか。難しい問題だ。裁判員として判断を下さないといけない人はとてもつらいだろう。一般論として死刑制度に賛成でも、目の前の被告に死刑判決を出すのはまた別問題だろう。

   東海テレビの担当ディレクターが出てきてインタビューに応じていたが、これもなかなか面白かった。同局は、前回も光市母子殺害事件の弁護団を追った作品で優秀賞を取っている。今回の作品もドキュメンタリーとして程よくまとまっていたが、個人的には前回の方が出来が良かった気がする。

      被害者と 加害者の身内 哀れなり

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