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藤岡弘、自殺大国日本に思う 拝金主義と「大戦争」

   俳優の藤岡弘、は、元祖ヒーローらしく、自殺者の多い現代日本社会を危惧している。

   「この国の何かがおかしい」。藤岡は自殺者が年間3万人を超える日本社会に疑問を呈する。「今、世界各地の戦争でも、そこで3万人死ぬようなことはないときいてます」とし、経済至上主義、拝金主義、個人主義、自己中心主義の蔓延した日本は、「中で大戦争をやっているようなもんですよ」と嘆く。

   では自殺を食い止めるにはどうすれば良いのか。藤岡は、1人ひとりが「人生は、人間磨きの修行の旅」だと捉えることが大切だという。どんなに辛いことがあっても、「体験、経験、人生の厳しさを学ばせてもらった」と考え、自虐的になるなと説く。

「死ぬ気になって頑張れば、何でも乗り越えられるもの」
「人生はまだまだ挑戦の旅の途中なんだ」

   かつて仮面ライダー1号として少年たちに勇気を与えた元祖ヒーローは、60歳を超えた今でも、悩める人たちに力強くエールを送った。2010年2月11日のブログから。<テレビウォッチ>