2024年 4月 25日 (木)

山田涼介の演技力 断然アップしてない!?

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

<左目探偵EYE>死んだ兄から左目の角膜移植を受けて以来、頭に衝撃を受けると殺人事件に関する映像が見えるようになってしまった中学生・愛之助(山田涼介)が、事件に挑む! しかし実は兄は死んでいなくて、犯罪プランナーで……というマンガっぽいストーリー。主演もゲスト出演も主題歌もHey! Say! JUMPで、プロモーション的なドラマか? と思ったが、案外よかった。

石原さとみ、ちょっとおバカ役

   何がよかったかというと、山田涼介、石原さとみ、クリスタル・ケイの3人の演技。

   中学生探偵、クールな性格、家族との因縁……というと、「探偵学園Q」でも山田君は同じような役柄だったことを思い出すけど、演技力が断然UPしている! 事件を裏で操る兄(横山裕)に「ぶっ殺してやる!」とつっかかる様相は、なかなかの迫力だ。

   事件に巻き込まれて重傷を負った後輩を思って「なんでこんなことに……」と悔しがる悲痛な表情も、サマになっている。まだぎこちない部分もあるが、山田君ってこういうクールな役が似合うし、これからの成長が楽しみ。

   養護教諭役の石原さとみは、買い物中毒で借金に追われながらも「ゴムの跡がまだ手首に残ってるぅ~エステに行かなきゃ~!」と保健室の先生らしかぬちょっとおバカな役を元気に演じている。マジメな感じの役が多いイメージだけに、今回のような役はちょっと新鮮でいいかもしれない。

クリスタル・ケイ「お見通し」感ばしばし

   そして何より存在感を放っているのが、クリスタル・ケイだ。特別房に入れられている元天才ハッカーで、エリート警視の福地(佐野史郎)に事件の助言をするという、「羊たちの沈黙」のレクター博士のような役で出演している。

   ちりちりパーマに濃いメイクといった不気味ないでたちの彼女を見て、エ、これもしかしてクリスタル・ケイ? と驚いた人も少なくないはず。出演時間は短いけれど、私は何でもお見通しよ! という雰囲気をばしばし出していて、佐野史郎にもひけをとらない。表現者なんだなぁと感心してしまった。

   中学生が殺人事件を追うというストーリーはマンガっぽいしパッとしない印象を受けるが、この3人には注目できる。<テレビウォッチ>

てらっち

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中