2024年 4月 19日 (金)

日本ジャンプ団体5位 長野の栄光と世代交代の失敗

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テレビウォッチ>きょう(2月23日)の速報は、ジャンプの日の丸飛行隊、最後の団体戦だ。葛西紀明(37)以下の4選手の勇士が次々に映し出される。かっこいい。葛西は140メートルの大ジャンプをみせた。しかし、成績は5位だった。え?

「すがりついてしまった」

   要するに、他の4か国のチームはもっといいジャンプを見せたということなのだが、その映像はまったく出ない。かろうじてトップの1人の映像がちらりと出ただけ。だからどう違うのかの比較もできない。こんな報道ってありか?

   最後の葛西のジャンプでは、「16歳での世界デビューからこれが22度目の冬」とアナウンサー。みんな知ってる。栄光の長野の生き残りである。そして事実、彼がいちばん距離を出した。

   葛西は「140メートル飛べたので」と満足気。「これからもがんばりたい」と語っていた。しかし葛西は37歳だろう。なのに他は伊東大貴24歳、竹内拓22歳、栃本翔平20歳だ。このギャップはいったい何なのか。

   三屋裕子「なんでこんなに勝てなくなっちゃったんでしょう?」

   荻原健司が、「若い選手の養成、世代交代ができてない。他の国は、20代前半の選手をそろえてる。長野がよかったので、それにすがりついてしまった」

仕分け対象に

   そしてその後の不況で、企業の支援が細ってしまった。

   みのもんた「政府、国としてできないんですか?」。

   荻原は現職の参院議員だ。しかし、「先日の事業仕分けの対象になってしまった。ただ、スポーツ界も反省しないといけない。仕分けに取り上げられるものなんだという認識をもたないと」という。

   三屋は、「人を育てるのは時間がかかる。成果がでないこともある。しかし感動を与えてくれる。スポーツの位置づけが必要」

   みのは「大会が終わると、すーっと火が消えちゃうから」

   そう、その間に国全体で何ができるかだ。今回絶好調の韓国のスピードスケートをみれば、よくわかる。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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