2024年 4月 19日 (金)

帰ってくる「仕分け」蓮舫 今度はどんな「めい言」を?

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<テレビウォッチ> 4月から『事業仕分け第2弾』がいよいよスタートする。その仕分け対象を選別する準備作業が3月9日から始まった。

公益・独立行政法人を

   番組では、期待される『仕分け人』の蓮舫参院議員が生出演し、事業仕分け第2弾について取り上げた。

   前回は、拙速をとうとぶあまり、準備不十分でムダを洗い出す『成果』が目標に届かなかった。さて、今回はどのような成果を目指して臨むのか……

   今回は、国が所管する公益法人(6625法人)、独立行政法人(98法人)がターゲットというのだが、すべてというわけではなさそう。

   公益法人の対象としては、収入に占める公費支出が半分以上の『国の丸抱え型』や国から独占的に権限をもらっている『権限付与型』など290法人が既に絞り込まれている。このうち国会審議などで問題が指摘され、仕分け対象に取り上げられる可能性が高い50法人が9日、公表された。

   では、『事業仕分け第2弾』にどんな戦略で臨むのか?? 以下、小倉と蓮舫・仕分け人の一問一答……

「国の形を再構築」

   小倉「2回目の1番の狙いはなんだと考えますか?」

   蓮舫「前回もそうだったのですが、事業仕分けはムダな予算を捻出するというのを第1義的な目的にはしていません。どうして2度手間、3度手間というか、民間から見ると納得できない制度を直していきたいと思う。公益のために頑張っておられる団体もあれば、逆にこんなに天下りがおり公費が流れていて、民間でもできる仕事をされている公益法人もあり、ここは峻別したいと思っている」

   小倉「具体的目標としておカネを節約しよう、そのために人を切るとか組織をなくすとか、そこまで今回は突っ込んでいくのですか?」

   蓮舫「これは枝野大臣も言っておられるのですが、来年の今ごろはこういう仕分けはないものにしたいと。制度改正も含めて、公益法人や独立行政法人、それに連なる国の形を再構築したいと思っている。天下りが全部ダメとは言わない。有識者というか、意識が高く公益法人として結果を出しておられる法人もある。ただ、天下りの方々の待遇には一切手をつけていない公益法人もあり、ここは俎上にのぼる可能性はある」

   小倉「支持率回復のための大きなポイントになりそうですが、そういう意識を持っておられますか?」

   蓮舫「支持率回復のために仕分けをやるのであれば、事業仕分けの本来の意義は大きく損なわれる。今やりたいのは、経済が本当に厳しい中で、公益法人や独立行政法人が例外のように豊かになっていくのは国民にご納得いただけない。ここは変えていきたい」

   当初の意気込みに比べ、及び腰の印象が強くなっている事業仕分けだが、初志貫徹、ここはもうひと踏ん張りし国民の期待に応えてほしい。

文   モンブラン
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