2020年 9月 29日 (火)

学習院の「学級崩壊」問題 「たわいのないこと」に文春反発

毎日酷使する現代人の目にビルベリー由来アントシアニン!

   学習院といえば「ええとこの子」が通っている学校と思ったのは昔の話。麻生太郎前首相、鳩山由紀夫首相と、二代続けて学習院出身のトップ(鳩山氏は初等科・中等科までで大學は東大)が続いて、この学校にわずかに残っていた威信も地に墜ちたようだ。

国民映す鏡

   しかし、学級崩壊が、皇太子の娘愛子さんの身近で起こり、それが原因で彼女が不登校になっていたという野村一成東宮大夫からの発表(3月5日)は、かなりの衝撃をもって、国民に受け止められたのではないか。

   以前にも書いたが、皇室一家というのは国民を映す鏡である。嫁姑問題、嫁になかなか行かない娘がいたり、兄弟の不仲、嫁が病気になるなど、どこの家でも抱えているトラブルと、皇室といえども無縁ではいられない。そして今度は不登校問題である。

   2月下旬、愛子さんは、37度の熱と嘔吐、腹痛があって侍医に診てもらっているとき、「今日はお休みする」とポツリと話したそうだ。すぐに侍医から皇太子夫妻に伝えられ、「愛子さまは、学校で受けた乱暴を徐々に両陛下に涙ながらに話されたといわれている」(文春)。

   その乱暴とは何か。「昨年、男子児童が靴を履き替えようとする愛子さまの頭を後ろからつかんだことなどがあったそうです」(文春・同級生の母親)。それに近い行為が最近あったというのだ。

   あわてて記者会見した学習院側は「初等科生ですのでたわいのないこと」としたが、こうしたことが、小学校低学年児童にとって「たわいのないこと」だとは思えないと文春は憤る。

   こうした「困ったチャン」の代表格は、小2なのに身長140センチもあるA君だそうで、相手構わず暴力をふるったり、「校内では、『ファック! シット!』などと放送禁止用語を叫びながら、走り回っていた」(文春)というのだ。

   当然ながら、こうした子供のケンカに大人が口を出すことへの批判は多く、「個人間のトラブルは当事者同士で解決すべき。今回の発表はまったく不必要だったと思います」(新潮)と、学習院の東園基政常務理事までがいっている。

   天皇陛下も、宮内庁関係者によれば、「陛下は『(今回の愛子さまのようなトラブルは)よくある話しなんじゃないか』と冷静なご様子で、『浩宮も初等科のとき、あまりの真面目さに女の子に少しバカにされていたことがあった。からかわれても生真面目に応じるので、さらにからかわれたりしたことがあってね』と思い出されていました」(新潮)。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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