ゲームのグリーが「釣った」もの 社長が「世界長者」に

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<テレビウォッチ>米誌フォーブスの世界長者番付(2010年版)が発表された。10億ドル(約900億円)以上の資産を持つ富豪に33歳の日本人男性が資産14億ドルで仲間入りした。

「ゲーム少年だった」

   会員制交流サイト『グリー』を運営する田中良和社長。どんなビジネスで世界の富豪に躍り出たのか、その素顔を取り上げた。

やらない

   リポーターの大村正樹が訪れたのは東京・六本木のビルの一室。出てきたのは白ワイシャツに裾の破れたジーンズというラフな姿の田中。気負ったところがないのがいい。

   「ご両親は今回のことを?」に「ポロッと言ったのは『息子がプロ野球に入ったようなものだね』と」。

   「子どものころはどんな?」には「小学校1年の時ファミコンが発売されまして、ゲーム少年という感じ」。

   大学を卒業して『楽天』に入社。勤める傍ら趣味でソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を立ち上げたところ、瞬く間に会員が膨れ上がり、04年に会社を辞め仲間2~3人で『グリー』を立ち上げた。

   今では、会員数1600万人に膨れ上がり、社員も130人、経常利益80億円の企業に。

   で、田中の1260億円にのぼる資産とは、株式上場で膨れ上がった筆頭株主である田中が持っている株の時価総額で、実感はわかないそうだ。

無料ビジネス

   そこで、わずか数年でなぜ世界に富豪に躍り出るほど成長したのか??

   『グリー』の主力商品は、携帯を使って無料で遊べるゲーム。3月11日のJ-CAST『私見クローズアップ現代』でも扱った、急成長している『無料ビジネス』の流れにある会社だ。

   無料なのに高収益を上げている秘密は、ゲームの中に有料コースにいざなう仕組みがあり、一部のユーザーからおカネを徴収しておりそれがばかにならない。

   『グリー』の人気商品は『釣り』だが、有料で性能のいい釣竿やえさを用意してある。それが、性能の向上した携帯と相まって会員が飛躍的に伸びた。

   07年27万人だったのが09年には1600万人に。大村によると「年間の成長率は2636%、2636倍に膨れ上がった」という。

   キャスターの小倉が「大村クン、さっき2636倍とおっしゃいたけどそんな計算をしているようじゃ、ビリオネア(億万長者)にはなれないよ。26倍でしょ」。

   そういう小倉も「これからはインターネットの世界だというけど、僕は嫌いでほとんどやらない」と。それでは富豪になるのは難しいかも。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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