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学習院・院長がもらした不満 東宮大夫との電話

<テレビウォッチ>小木逸平が「欠席や早退がつづいている愛子さまについて、天皇、皇后両陛下のお気持ちが明らかになりました」と切り出す。ついで上宮菜々子が「お気持ち」を読みあげる。

教育としつけ

   「愛子さま、学校、児童のいずれかが犠牲になる形で解決がはかられることのないよう十分配慮を払うことが必要ではないか」。両陛下が、野村一成東宮大夫にお伝えになったのだという。

   赤江珠緒が「いろんな方にお気を配られたご発言ですね」と感想を述べる。

   つぎに「学習院のトップ、波多野敬雄院長に取材することができました」と小木が説明すると、波多野院長の写真、コメント入りのパネルが出てくる。パネルには「教育は家庭で半分、学校で半分。しつけは家庭で相当分、負担していただかなければならない」とあった。

週刊朝日記事

   実はきょう(3月12日)発売の「週刊朝日」に、波多野院長のインタビュー記事が載っているのだそうだ。で、同誌の編集長・山口一臣が、波多野院長と野村東宮大夫が外務省の先輩後輩で、2人の間で今度の件に関して電話などでやりとりがあったことを明かす。

   その上で「何が問題かというと、あの段階で、乱暴な子どもが原因であるかのような発表をしたこと」と東宮大夫を批判、「それぞれの親や周囲にいる大人が集まって問題解決のために話合いをして、その後、こういうことがありましたと公にするのはしかたないが、それがなかった故に、いじめ、不登校、学級崩壊という言葉が安易に流れている」とした。

   広がった波紋は、そろそろ収束に向かうだろうか。