2024年 4月 25日 (木)

150キロ速球打ち返す女子 速読との関係

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<テレビウォッチ>東京近郊のバッテングセンター。プロ野球選手も打つのが難しい150キロの速球を野球の経験のない女性がいとも簡単にバットに当てた。

視野を広く

   その秘密は速読トレーニング。番組がその驚きの効果を取り上げた。この女性は速読インストラクターをしている呉真由美先生。

「視野を広くした状態で(本を)読めるようになるので沢山の情報が入ってくる。早い球も人よりゆっくり見えるのだと思う」

   と、説明されてもピンとこない。そこで実際に本を読んでもらうと……上から下へ文字を追うのではなく、目をヨコに動かし読み取っていくらしい。1センチ弱の厚さの本を20分で読破した。

   では、なぜ速読とスポーツは関係あるのか?

   早稲田大学エクステンションセンターの藤川陽一講師は「目から入った情報を脳が素早く認知するトレーニングをすることは、共通する部分がスポーツにもあるので、スポーツの能力向上は考えられる」と。

   キャスターの小倉も「あるプロ野球選手が今、速読トレーニングをしているんですよ。オープン戦で結果を出しているんで、ペナントレースを楽しみにしているんです。デッドボールが少なくなるようですよ」という。

右指さし「左」

   勉強にも効果があるようだ。ある予備校で速読トレーニングを取り入れた結果、国語の偏差値が平均して10ポイント伸びたという。

   そこでスタジオで実際に速読トレーニングを……

   タテ・ヨコ5のマスにバラバラに書かれた1~25の数字を何秒で読めるか試したところ、小倉が17秒、タレントの眞鍋かをりが19秒、中野美奈子アナ32秒だった。

   小倉が「全体を見るんですよ、そうすると早く読めるようになる」。

   トレーニングの方法には、『早く見るトレーニング』と『脳を活性化させる訓練』が必要という。

   早く見るトレーニングはたとえば、両手人差し指を20センチ態度の幅に広げ、6秒間目で追う訓練。

   脳を活性化させるトレーニングは、右向きの矢印が書かれたのと同じ方向に指を指しながら、言葉で『左』と言う訓練。この場合、頭が一時ゴジャゴジャになるが、これが重要なのだとか。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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